#ブラック・カーネーション2
「手伝ってくれるのはうれしいが、トゲに気を付けてくれよ」
「大丈夫だ、問題ない」
シャツの袖を肘までまくり、腰に黒いエプロンを巻いたルシフェルがシンクで野菜を洗っている。
ルシフェルの数歩背後では、色違いのエプロンをしたイーノックが、キッチンバサミを右手に野球のボールより一回り大きい淡い紫色したアーティーチョークのガクを1枚、1枚慎重に切り取っていた。
今日は久しぶりの休日。
お互い職種も勤務時間も違っているので、二人そろってのオフは月に1度あるか、まったくないか。
そのくらい貴重な土日の休み。
せっかくの休みなんだから、1泊で旅行にいこうか、それとも日帰りでドライブ、映画を見てショッピング、夜はベイエリアでクルージングもいいかも。
なんて、金曜日の夜にベットの中で互いの肌を重ね合わせて、ピロートークの延長に話を咲かせていた。
アイデアを出すのはルシフェルで、決めるのはイーノック。
なかなか予定は決まらず、迷った末にイーノックは実は・・・と小声でぼそぼそ言い出した。
――― 私はあなたを1日中、独り占めしていたい。いやその・・・エッチだけがしたいんじゃなくて、一緒にご飯作って、食材とか日用品とか買い物に出かけたり、スパークリングワイン飲みながら録画した映画見たり、・・・そんな何でもない普通でいいんだ。駄目かな?
大好きな相手と一緒に過ごす。一番大事な事だったから、ルシフェルはくすくす笑いながらいいよと答えた。仕事が詰まって忙しいと、互いに帰宅時間が異なり同じウチに居ながらすれ違いで、メールでしか会話をしない日がある。一緒に過ごしたいと感じているのはルシフェルも同じ気持ちなのだった。
腕枕をされて寄り添っていたイーノックの胸元から起き上がり、がっしりした褐色の逞しい腰を跨いで馬乗りになる。
――― ルシフェル?
――― そうと決まったら、明日は寝坊してもいいな。ふふ、続きをしようか。
それが12時間前の話。
平日の3倍の時間をかけてゆっくりと休日の食事を楽しんで、室内の掃除と衣類の洗濯を分担をし終わると、二人で買い出しに出かけた。
買い物ついでに、客先との打ち合わせにも着て行けるような、夏物のスーツ、それも靴からジャケットまで、ルシフェルに見たててもらい、色違いのサイズ違いでシャツを買う。
インテリアやそれに付属したアクセサリーのデザイン制作を手掛けているだけあって、ルシフェルのセンスはずば抜けてお洒落だ。デザインだけでなく商品の素材や仕立ての良質さなど、ルシフェルの知識は広く詳しかった。
だから、仕事以外の事は、調子にのってなんでも彼のアドバイスを求めてしまう。悪いと思うのだが、ルシフェルはイーノックのコーディネートを楽しんでいるようなのでたぶん、ずっとこのまま彼に甘えてゆくのだろうな。
腕時計をちらりとみる。
うちを出て2時間近く外を歩いている。
紫外線と人ごみに弱いルシフェルを気遣って、イーノックは一服しようとスタバに寄った。
店内は休憩、待ち合わせ、歓談などに楽しむ若い男女で結構混んでいる。注文を待っている間、入れ違いに空いた席を見つけて、イーノックは先に椅子に座って待っているように席を指す。
席に着くと、日差しを遮るポジションに安心して、ルシフェルは黒いサンブラスと帽子を取り払った。シェードに隠れていた緋色の瞳がイーノックの心配そうな目と合って、細い三日月を模り微笑む。
笑顔が固いな。
「くたびれた?」
ルシフェルが頼んだ、ノンホイップモカフラペチーノを手渡し、額にかかる黒い髪の乱れをイーノックは指で梳き上げてやる。
「ありがとう、私は疲れてないよ」
珈琲豆を挽く香りの中に、ルシフェルが普段使っている整髪料の匂いが微かだが、漂ってくる。
彼の身を包む香りには、抱きしめたくなる魔法でも施されているんじゃないか?、そんな気にさせるから不思議だ。褐色の大きな手が離れようとしたスキにさりげなく捕え、ルシフェルは厚い手のひらの外側に唇を押し付け、手を離す。
大丈夫、お前が心配するほどでもないよ。
まだ、手元をルシフェルの側から戻していないイーノックに、優しい眼差しがそう頷く。
「お前は胸板があって、格闘技でもやってるみたいにスタイルがいいから、スーツを選んでいて楽しかったよ。ミルクティの色した肌に白いシャツは良く映えるし、今回選んだ最細のターコイズストライプのシャツはお前が着ると、男っぽい色香があっていい。お日様みたいなふわゆるした髪がネイビーカラーのジャケットに合うよ。また惚れ直したかもね」
テーブルに頬杖をついてにまにま、ほんわかしているルシフェルが、言い終わる前に、ストローでアイスソイラテを飲んでいたイーノックが、急にむせて咳き込む。
「ごほっ、ゲホッ、な、なにを、言い出すかと思えば、」
紙ナプキンを差し出され、口を拭ってイーノックは涙目でどこが?と納得できない顔をした。
「会社の女性たちには大きくてこわいとか、声をかけにくいオーラ出してるって、言われるんだ。私の所属は外国人の多い研究グループなのに、なんでかな。かっこいいって言ってくれるのはあなただけだよ」
涙の残るイーノックの目元を、そっと指先でなぞり、ルシフェルは触れた指を自分の唇に持って行く。
チロリ、舌先が唇の間から顔を見せ、指を舐めて戻っていった。
やらしすぎる!
さっきの手の端っこにしたキスに比べたら、その顔は艶めかし過ぎるよっ、色っぽい仕草と赤い舌もひどく扇情的で困る!
顔のど真ん中を指差され、ルシフェルはきょとんとするが、唇がぱくぱく、何か言いたそうにひらくだけで、結局何も言わず目を逸らした。はたから見ていたら、イーノックは完全に挙動不審人物になっている。
「涙の塩っぽい味する・・・、すねるお前がかわいくて、キスしたかったんだ。でも店内が混んでるからこれで我慢する。ふふ、お前がオフィスでモテ過ぎたらどうやってライバルを蹴散らすか、真剣に考えるところだよ」
「冗談ばっかりだな、あなたは」
「冗談でも、嘘じゃないさ」
ドキドキが落ち着いてきたイーノックは、テーブルの上で両手を組み合わせ、話を聞く時の癖で、左側へ気持ち体を傾ける。髪と同じ淡い金色のふさふさした長い睫が、瞬きのたびに跳ねる。腹の筋肉も逞しい大の男が、バービー人形みたいにくるんとセットされた長い睫をパチパチさせるのが可笑しくて、つい口元が緩んでしまう。あ、だめだ。笑う。
室内の照明、光の加減でルシフェルの瞳が濃い赤から鈍いさび色、淡いシェリーピンクに変化する。
先天的異常で、ルシフェルの目は虹彩と瞳孔の色素が無い澄んだ赤色をしていた。
大抵の人間は目が赤いのを好まない。吸血鬼や魔物の目といったダークな先入観があるからだろう。視力も色を見極める能力も平均値で申し分は無い。ただ虹彩だけが異常で治療して直るものでもない。いくら容姿がきれいだと言われようが、目の色一つで疎外され敬遠された。逆に同情も憐憫もまっぴらだ。
まあ、カラコンつければ誰も目の事は気にしないし、所詮は他人だからな。
他人を容易に受け入れない性格は、こんなところから始まったが、成人して年を重ねて、一層ひねてしまった。世界に1人くらい自分を分かってくれる人間がいるとか、誰かを期待するようなおめでたい性格ではなかったし、今更感があった。
神様もモノ好きなのか。悪戯スキなのか。
一生孤高と決めていた自分に、かわいい恋人を用意していたなんて。
仕事の延長で出会ったイーノックはルシフェルに出会うと、雷にでも打たれたみたいに仁王立ちになって、ぼーっと正気を抜かれた顔をしていた。
――― あまりにも美しいから、きっとあなたは前世では大天使だったんだよ。
出会って数分も経過していないのに、真顔でイーノックはルシフェルの目が点々になるような事を言った。
天使って不老不死じゃないのか?
ルシフェルは思ったが、ちゃかして上げ足を取る雰囲気ではなかった。
ただの「天使」じゃなくて、「大天使」なのはそのくらい人為を越えた美しさだから。
誰もそんな事は聞いてはいないのに。
年上のそれも30近い男に対して言うセリフかどうか、疑問があるがイーノックは超真面目だった。
天使の話題から天使に称えられる植物の話にすり替わってしまって、結局、何がいいたいのかルシフェルには分からなくなってしまったが。
時々、思い出す。
あれは、イーノックの口説き文句だったんじゃないか。
胸に秘めて時々抱きしめてみる。そんな大事な思い出の一つが、時々ふっと脳裏に浮かぶ。
「お前を愛しているよ」
うっとりと目を細め、蠱惑的な笑みをルシフェルは浮かべる。
背中がぞくりと波立つ。
朱色の美しい瞳。
イーノックの胸を高鳴らせ、甘酸っぱい恋心を募らせる。
「あなたって人は、そんな甘い顔して、人目がなかったら、押し倒しているよ・・・」
ルシフェルから目線をそらし下を向く。イーノックはもじもじ、大きな体を小さな椅子の上で、居心地悪そうに揺する。テーブルの下の足を、コツ、靴の先で蹴ってルシフェルは目配せした。
「それはおしかったな。じゃあ、買い物を済ませて、うちへ帰ろうか」
「うん、そうしよう」
ルシフェルが普段気に入っている輸入食材を扱った店へ向かう。
小麦粉の種類、野菜や果物、乳製品などの種類が豊富で、その分値段は高いがルシフェルは品物の質を優先している。
体格よく、見た目の外見からは何でも食べられそうなのに、イーノックは肉料理が全く食べられない。
幼少のトラウマ的なものがあるのか、少しでも肉の破片を口に入れると血の気が引いて、速攻でトイレに駆けこむ反応の良さ。イーノックは自分の食癖を諦めて、ボイルしたジャガイモに塩コショウ、パンと牛乳、そんな2千年も前の古代人みたいな慎ましい食事を一生する気でいた。修道僧も呆れる徹底ぶりに、ルシフェルは自分が寄り添って、頑張るところかもしれないと心を決めた。
それから独りの気ままさよりも、イーノックを思う愛が勝って、彼と一緒に暮らす事になって、具体的に野菜をメインに豆腐、甲殻類、他に乳製品を材料に料理を考える時間を1日のどこかに入れた。
持ち前の器用さと一つ一つ工程を経て何かを完成させる作業が得意なルシフェルの趣味の1つに、料理が加わった。
仕事は忙しく、ライフスタイルは変化して、たまに戸惑うが、気持ちは満ち足りて、なんでもない小さな小物、風にそよぐ街路樹にさえ、感謝をしたくなるほど幸せだとルシフェルは思った。
でもその気持ちはイーノックに伝えた事はない。いい年の男が照れくさいじゃないか。
さて、今回は何を作ろうか。
今が旬のアスパラガスの白と緑、それから切れかけていたチコリ、ナスを、買い物カートに入れた。
「ルシフェル、みて、珍しいね、アーティチョークだよ。それもイタリア産のスピノーゾ種。生で食べると美味いそうだよ」
肉より青臭い野菜を見て、嬉しがる男の方が珍しいだろう。
スマホを取り出し、ルシフェルは食材をもとに、どんな料理法があるかを検索する。
「んー、アーティチョークとビートを使ってサラダにしよう。ホタテのマリネに、玉ねぎとゴルゴンゾーラを入れたキッシュ、あとキノコを使ったパスタを作ろうか」
「わー、うまそ、私も料理頑張るぞ」
子供みたいにガッツポーズをしてイーノックは喜ぶ。
裏表のない、素直な感情をイーノックは見せてくれる。微笑ましくて、パートナーというより自分の子供みたいに思えてくる。
一緒に作るメニューを決めたら、食材を買い揃え、シャンパンやスパークリングワインが好きなイーノックのために、好みのボトルを2本求める。ベリー系のフルーツが沢山のっておいしそうなケーキもわすれずに買う。
そろそろトートバックが飽和しそうになる頃、買い物を終了させてウチへ戻って来る。
****
アーティチョークに白いナス、チコリ、ズッキーニに、ビート。ほかにはブラック人参、キューリにジャガイモ。厨房の作業台には季節の野菜が並ぶ。日本では見慣れなくとも、外国人のイーノックには馴染みのある野菜ばかりだった。
今日は久しぶりの二人そろっての休日。
急いで料理を作る理由もないから、料理を覚え始めた子供に教えるように、楽しんで調理をする。イーノックが無意識に始める、野菜のうんちくはルシフェルにはあまりよくわからないので、音楽のように聞いて楽しむ事にする。
「アーティチョークはイタリア産のものが有名だから、現地風に言えば、カルチョフィ・ピノーゾ、シャープな葉の形状と先端の鋭いとげが特徴なんだ。重なったガクをむき、中心にある花托部分とガク片の根本が食用するのが一般的で、とげなしはマモーレ、トスカーナ産の紫の濃いのをヴィオレット・ディ・トスカーナ種が食用として人気だよ。早生のピノーゾはえぐみが少なくて、ソラマメのような風味で海老芋みたいにホクホクして美味いんだ。オムレツの具でも、リゾットでも、フリットでもボイルして食べてもいい。今日は生サラダの予定?」
花や野菜の品種改良を研究しているオタク、もとい本職だけあって、野菜1つだけでこの有様だ。恐れ入るね。
「もちろん、お前の好きな甘いビートもあるから、オリーブオイルドレッシングでどうかな」
「ルシフェルが作るサラダは大好きだよ、ところで、ガクの先端は、1/3くらい切ればいい?」
自信満々のドヤ顔で刃を立てる。
ああ、よそ見しないで、ちゃんと手元をみろ。
サボテンのとげより鋭いんだぞ。
「切るのは私がやる。お前はキッシュ用の卵を3つ割って攪拌してくれ。おわったら、キノコを洗って」
「うん、了解。ルシフェルは心配し過ぎ、私だってジャガイモの皮を綺麗にむけるくらい、ナイフ操作が巧いのに」
「お前の腕前は分かってるさ、私の指示通り、さっさと作業を続けなさい」
「はい、先生」
窘められても、嬉しそうに頷いてイーノックは冷蔵庫から卵を取り出し、素直に従った。
そうして、ルシフェルの監修のもと、出来上がった料理を前に、制作者は尻のポケットからスマホを取り出して、料理の写真を撮った。画像データは、二人の共有ホルダーへストックされる。
料理に疎いイーノックが過去に作った料理画像を指して、もう一度食べたいと言えば正確に伝わる。
何食べたい?と聞かれた時、「なんでもいいよ」と絶対言わないように。これは作り手に言ってはいけない事だとルシフェルに釘をさされて以来、イーノックが頼りにしている料理画像だった。
イーノックとしては、レトルトのシチューを温めてくれるだけでも十分満足なのだけど。
これだって、言わぬが花というものだ。
シャンパンをグラスに注ぎ、ゆっくりと時間をかけてルシフェル自慢の料理を楽しむ。
皮をむいた白いアーティーチョークと濃い紫色したビートのサラダに真珠ほどのマイクロトマトが飾られている。これはイーノックが春先に客先からサンプルでもらってきた、ピンク色の極小トマトの新種の苗から結実したものだった。
みればみるほど、ルシフェルのきれいな瞳色をしていたので、一目見て気に入り、ルシフェルにプレゼントしたのだが、彼にとってはありがた迷惑だったかもしれない。
植物を育てる園芸の趣味があるわけじゃない。
たまたま、恋人がバイオベンチャー企業の社員だった。恋人の仕事だから無下にも粗野にもしない。
彼の思いやりだ。
一緒に暮らすと決めて、彼が持参した荷物に鉢植えの緑1つなかったのだから。
なのに、二つ返事でルシフェルは苗を育て、美しいルビーみたいな実を成らせた。
愚かで浅はかな、イーノックは感激して事もあろうか、キッチンハーブの寄せ植えをもう1鉢もらってきてしまった。
以降ベランダにはトマト、キッチン・ハーブ、珈琲が並び、室内の一番日当たりのいい場所には観葉植物のパキラが陣取って、総勢5鉢の大所帯を構成してしまう。貰いものとはいえ、断りきれないイーノックの優柔不断さにも腹が立ち、1m近いパキラを抱えて帰ってきたイーノックを前に、さすがのルシフェルもぷちっと堪忍袋のひもが切れた。
それから、反省しまくった成果が出ているのか、鉢は5個から増えていない。
生き物だから、成長してサイズが変わったのは言うまでもないが。
そろそろ、もっとも大きなパキラが天井に届きそうな勢いだ。
「なあ、知ってるか、お前が喫茶店の開店祝いにもらってきたコーヒーの木、あれに白い花が3つ咲いているの」
パスタをくるくるフォークに巻き取り、ぱくり。
オイルで濡れた唇が悩ましく口角を上げる。
ナイフとフォークを操るルシフェルの指先は、先端に行くほど細く整っていて、淡く桜色した長い爪にも貝細工のような光沢があって美しい。
どう見ても筆記用具しか持った事なさそうな指が、重い出刃包丁や胴長の鍋、フライパンなんか持って、玄人はだしな威力を発揮する。
ものつくりの感性がいいのだろうな。
イーノックがアドバイスしなくても、ネットから検索した知識だけで物言わぬ植物の育成までサポート出来る世話の良さ。
イーノックは驚きの溜息をつく。
「へえ、知らなかった。木の大きさから、花は来年かなと思っていた。たしか、アラビカ種だったから、成長さえよかったら再来年、自家製珈琲が飲めるかも。さっそく焙煎の仕方を調べておこう。ふふっ、わくわくする」
「くくっ、お前といると、空くじ無しの3億円宝くじを買ったみたいだ」
細長いワイングラスをそっと持ち、こくりと飲み込む。
ルシフェルはお酒には弱い方で、グラス2杯で、もう耳元が赤い。
肌が白いから、酔うと全身が八重桜の花弁みたいに染まって見える。
瞳が朱色だから、余計に色っぽくて、イーノックは飲ませたいような、飲んで欲しくないような。
彼を酔わせてしまいたい欲望にいつも戦いを挑むことになる。今のところ勝率は五分五分。すぐに突破されるダメな理性(ディフェンス)だ。
「なに、その愉快なたとえは?」
「ふふ、楽しいってことさ」
イーノックはルシフェルの言いたいことが、よくわからなかったが、
嬉しそうに微笑むルシフェルの鮮やかな笑い顔だけで、まあいいかと満足した。
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このあとド下手描写な寝床シーンがあったので、pixiv限定で掲載予定。
とってもラブラブでいちゃこらな二人を書きたかったので、気が済みました。
どこにも二人の生い立ちは描写してませんが書かなくても設定だけはある。家の中の間取りも、周辺の地理もある。ちなみにイーノックさんは多国籍アグリビジネスを展開する世界シェア10に入る複合企業の長男て設定だった。ルシフェルさんは生い立ち謎のままでいいかな。
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